納車

今日、Volkswagen up!が納車された。
3年半振りの車です。これまで車を選ぶ時の条件は、出来るだけ多くの自転車が積めると言う事で必然的にワンボックスの大きい車を所有していた。今回の選定条件は、取り扱いやすいなるべくコンパクトな車で自転車は1台乗れば十分と言うことで探しました。軽自動車でも問題ないかなと候補に上がったのがホンダのNボックス。しかし、マンションの駐車場には入らないので却下。
普通車のコンパクトカーも色々と検討したのですが、これと言う車がありませんでした。そんな時に発売されたのがVolkswagen up!早速、見に行って試乗するとシンプルでいい感じでした。その後アップについて色々と調べて見ると本国のドイツでは1年ほど前に発売がされており、実績がある車で2012年のワールド・カー・オブ・ザ・イヤーも受賞している。日本向けはシティーエマージェンシーブレーキも標準装備、他にも横滑り防止のESPやサイドエアバックも装備されている。カタログや雑誌には紹介されていませんが、ワイパーを走行中に作動させると3分に1回程度、人間が気づかない程度に弱くブレーキを作動させ、ディスクローターとブレーキパッドの間に出来る水の膜を乾かす程度にブレーキを作動させていると言う機能も備わっていて、安全面ではかなりの装備がされている。これで価格は149万円からと非常にお買い得感がある事が分かった。
しかし、価格を押さえている分、内装は一部鉄板が剥き出しになっていたり、エアコンはマニュアル、運転席側に助手席側の窓の開閉スイッチがついていない。後部の窓はポップアップ開閉式なので全開が出来ない。ボンネットを開けるレバーが助手席側にあるなど日本車では考えられないような作りです。
しかし、最近の日本車に見られる豪華な装備が無い分、かえってシンプルで自動車然とした車です。
色んな自動車雑誌も読みましたが、おおむね評判が良い車です。ただ、どの雑誌でもシングルクラッチのロボタイズドMTは改良を望む声が多いです。
実際に試乗してみると、たしかにオートモードでアクセルを踏み込んで行くとシフトアップ時の空走感がありモタモタとしており、操作にちょっとしたコツと慣れが必要だと感じました。
ただ、マニュアルモードでの操作も可能になっており、こちらで運転すると違和感も無く、車を運転する楽しみみたいなのが味わえてなかなか面白いです。
今回はミッションにしても良いと思っていたくらいなので私に取っては逆に気に入った方です。(ミッションを注文したかったのですが日本に入って来る予定は無いとの事です)
つい先日もシティーエマージェンシーブレーキを体験して来ました。TVでもCMが流れていますが、本当に急ブレーキが掛かり見事に止まりました。
そんな事でコンパクトさ、シンプルさ、安全装備が気に入り、久しぶりに車の所有となりました。
明日、明後日と少し遠出をしますのでインプレでも紹介します。